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応援団チアリーダー部 創部初の全日本選手権メダル獲得!! 2011年夏

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古澤 秀晃さん
2012年卒/産業社会学部現代社会学科
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2016.10.3
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「3位入賞メダル獲得」2011年の夏、チーム全員で決めた目標、描いた夢であったが、我々選手だけではなく、それまで歴史を紡いできた歴代のOB・OG、立命館大学応援団として悲願の夢であった。

夢を叶えた瞬間、家族と呼べる仲間たちと泣きながら抱き合い、喜び合ったあの瞬間を、私は一生忘れない。そして、その思い出を胸に、立命館大学応援団出身ということを誇りに、あの時の仲間たちとの絆を大切にしながら、これからの人生を歩んでいきたいと思っている。

チアリーディングは一般的に競技ではなく応援、さらには女性のみで行うものと認識されていることが多い。だが実際は、応援活動だけではなく競技会活動も盛んであり、男性チアリーダーも多く活動している。立命館大学応援団チアリーダー部にも、高校まで競技チアで活躍してきた選手がたくさん集まり、男性チアリーダーが在籍しているのが伝統となっている。立命館大学応援団は、現在吹奏学部とチアリーダー部の2部で構成されており、アメフト部、野球部をはじめとした各体育会への応援活動に加えて、学園祭、各校友会、地域行事等、様々なイベントに出演しつつ、それぞれの部がコンクール、競技会に出場しており、応援、イベント、競技(コンクール)、それぞれ全力に取組むことをモットーとしている。チアリーディング部にとって競技会とは、各体育会の応援活動、学園行事や各校友会・地域のイベント出演と同じく大切なライフワークであり、他の体育会と同じく魂と情熱を込め、アスリートとして臨む大舞台である。

2011年の夏、チアリーディング全日本選手権へ向けて、不動の上位3チーム、「日本文理大学」、「梅花女子大学」、「帝京大学」の牙城を崩し、3位入賞を果たすことを目標に日々の練習を重ねた。圧倒的強さと人気を誇る上位3チームではあったが、我々立命館の選手一人一人のチアリーディングにかける情熱、負けん気の強さ、メンバーの能力では負けていないという自信がメンバーにあった。練習開始当初はチームワークが全くできておらず、男女で練習や演技に対する考え方も違い、3位へ程遠いチーム状況が長く続いた。しかし、日々練習を重ねるなかで、チームメイトに対する思いやりと感謝の気持ちが生まれ、目標を何度も確認し、チームで夢を叶えるために一人一人ができることを積み重ねていった結果、大会遠征出発時にはどんなチームにも負ける気がしない、温かく力強いチームワークが出来上がっていた。大会当日朝にメンバーが負傷するアクシデントがありつつも、最後までチームワークを最大の武器に自分たちの演技をやり切ることができ、3位入賞メダル獲得という夢を掴むことができた。

学生時代、家族のような仲間たちと夢を追い、夢を叶えることができたことを本当に幸せに思う。チアリーダー部のみんな、応援団のみんな本当にありがとう。そして、またいつの日か一緒に夢を叶える日がくることを信じている。

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