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自動車革命

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北出 利勝さん
1965年卒/経営学部経営学科
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2018.2.22
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自動車革命

55年前、単行本を発行されていた星野芳郎教授の授業を受講した。文句なしに講義の話術が素晴らしい。面白くて落語ではないが、わたくしだけでなく学生全体をグイグイと惹きつけた。記憶しているのは、たしか書名が『自動車改革(または革命)』というタイトルである。
昨今、話題になっているが自動運転車と称するものは、ハンドルを握る運転手がいなくてもよいという。驚きだ。受講した学生としては“大風呂敷”と思っていた。2018年の今になってみて、世界中の自動車業界が人工知能(AI)を駆使した自動運転車の開発に凌ぎを削っている現況である。「事前に作製した3次元地図を頼りにカメラやセンサーなどで走行地点を把握し、ハンドルやブレーキなどを自動制御する」と報道(日経)されている。
経営学部の星野教授のadvancedで質の高い授業に対して驚嘆せざるを得ない。立命館大学の教員たちは先見性を持ち合わせており優秀であった。国立大学の教官と肩を並べているのだ。
立命館大学は歴史ある経済学部経営学科から時機をえて、経営学部を創設したのが1962年(昭和37)だった。スタート時、広小路・河原町通りに面していた「恒心館」が学び舎であった。この原稿を書いていても懐かしい。
経営学部の他の講義で聞いたのは、将来、日本中にコンビニエントストア(コンビニ)が出現して広く普及する。それが当たり前になるという内容もあった。そんな授業を夢うつつで聞いていた(失礼!)。


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